MTBで走ってギリギリ楽しいと思える程度の酷道をロードで走るなんて頭おかしいと思っていた傍観者の私は、2年前に酷道ハンター1008さんの代役(仕事が入りそう)として参加し、去年は本番前にリタイヤした1008さんの代わりにリーダー的存在になり走った。
その時、どういう形でリーダーシップを発揮するか?と考え、自分なりにできる事を模索した。そして、メカトラブルが起きても不安を感じないような体制で臨むという結論に至った。様々な状況を想定し、思いつく限りの物をフレームバッグに詰め込んだ。

このCO2ボンベ5本ホルダーは一部のマニアには大ウケだった。
幸いにもCO2ボンベの出番は無かったが、ほぼ全てのディレーラーハンガーの代替になる「エマージェンシーハンガー」は少し役に立った。
さて、今年はどうするか。
1008リーダーも直近の活動は自粛していたようで(ほんとかな?)、無事にスタートラインに立てそう。よって、自分はリーダーシップを発揮する必要が無くなった。しかし自称・工場長の名にかけて、メカトラブルへの対応力は発揮しようと思う。
ただ、今回のグラベル区間は結構ハードで、自転車を担ぐシーンが幾度となく訪れる。フレームバッグは邪魔で使えない・・・よし!大型サドルバッグに詰め込もう。CO2ボンベの収納どうしようかな・・
と、本題に入る前に11月に42歳の誕生日を迎えて我が工場に導入したニューマシーンの話を。
ドーン!


ドドーン!

ドドドーン!

このサイズのボール盤を買うような人に六角レンチ付ける必要ある??
いつも使っている卓上フライス盤の方にもボール盤の機能があって精度は段違いに良いんだけど、小さいし非力だしモーターの負担を考えて、ちょっと出力に余裕のある大きな専用機を購入。現状、置き場が無いので床に直置きで・・。頑丈な台を作りたいなぁ、溶接機欲しいなぁ・・・(溶接経験なし)。
そしてやっと本題へ(笑)
スムーズに、スマートにC02ボンベを収納&取り出しできるものをボヤッと考えながら端材BOXを物色していると、良さげなものを発見。何に使った物かは覚えていない。

ふむふむ、これをこうやって、ああやって・・とイメージしながら製図。

外径が大きいので、結構な量を削り込み。作業自体は面白いんだけど、単純作業の繰り返しって苦痛だ

ボール盤で穴を開けて、タップ切って、

うん、いい感じ!

10本もいらない、というか何で10本もうちにあるんだよ(笑)
あるものでテキトーにベアリング受けを作って、

圧入。

そして10mmの丸棒で軸を作り、、



完成!

めっちゃよく回るでしょww
これをイメージして作りました。

スペアタイヤ(中古)は輪ゴムで縛って、

衣類用圧縮袋で

ギュッギュッ!プシュ〜っと。

ツール&小物類は広げるとそのまま敷物にもなるロールバッグへ。

先日、宮崎の国見峠でパンクした時に学んだのは、ガレ場や未舗装路で物をそのまま地面に置くと見失ったり汚れたりするので、敷物があった方が作業性が良いという事。足の踏み場もない、じゃなくて「物の置き場も無い」ってのは急いでいる時には特にストレスを感じるので、敷物はオススメ。
これにて最後のヘブンライドは終了!