2018年11月20日

自転車携帯用プラスドライバーを作りました

汎用性の高いマルチツールは突き詰めていくと逆に不便だという記事を以前書きました。

要約すると、マルチツールは複数の工具がコンパクトにまとまっているけど不要な物も多くて結果的に荷物が増える。そして1つ1つの使い勝手が悪い。短い・ボディが大きくて入らない・精度が悪いなど。なので、必要な物だけ単品を、それもコンパクトかつ精度が良いものを選んだ方が良いという結論。

ここ最近、九州ヘブンライドに向けてシクロクロス車に乗っているんだけど、機械式コンポにはプラスドライバーが必要だと思い出した(笑)。自分でメンテナンスをするようになってからはほぼずっと電動コンポだったのですっかり忘れてました・・・このシクロクロス車も去年のヘブンライド以来触ってなかったもんなぁ。

自転車のネジってほぼ六角レンチで事足りるのに、変速機の調整だけプラスネジってどういう事よ?(と思ったら、現行モデルから六角穴ネジになってたぜコノヤロー!気付くのおせーよシマノさん)

で、小ぶりかつネジ穴を舐めにくいという理由で+2番を採用してると思うんだけど、一般的に+2番のネジを使うのってそこそこのトルクで締め付ける所なので、ドライバーがデカいんすよ。
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変速機の調整にこんなデカいドライバーは要らないんすよ。

ホームセンターや工具屋さんを探しても、やはり先端サイズとドライバー本体の大きさは比例していて、細いネジ用は短く細い・太いネジ用は長くて太い。スタビドライバーって言って、極端に短いドライバーもあるけどグリップは太い。これでは携帯工具として相応しくない。


よし、困った時は作ろう!

工具のストレート熊本店の店内を物色していたら、使えそうなものを発見!
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これにグリップを付けたら理想のサイズ感だ!

グリップは手持ちにあるPOM(ジュラコン)を使用。
ドライバービットの対角距離は7.2mmだったので7mmの穴を開けて、
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そのドリルチャックをそのまま使って、まっすぐビットを圧入。
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樹脂だし、0.2mm程度のプラス公差なら心押し台の力で十分でしょう。すんなり入った!

それから、ビットの方をチャックにくわえて、グリップ部分を好みの太さに。
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滑り止めにローレット加工。
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クオリティを上げるために、角丸加工を・・・彫刻刀で(笑)
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できました!
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通常サイズのドライバー、スタビドライバーとの比較はこんな感じ。
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うん、調整だけなら必要十分。
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と、思ったけど追加工。

グリップ後端に4.3mmの穴を開けて、
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トルクが必要な時はそこにL字六角レンチを差し込んで回せるように一工夫。これで大体の事には対応できるでしょう。
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欲しい方は1個1,000円で販売します。いや、むしろ商品化求ム!
posted by ないちん工場長 at 23:52| Comment(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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